「ラスティ」
「サーリアの……」
「予告天国〜☆」
「えっとぉ。っというわけで、ヨコテンがまた帰ってきたですぅ」
「えへへ、またみんなと楽しくお話できるから、とっても嬉しいです。」
「ですぅ。なんでも、とっても熱心なファンの方から、『3話にヨコテンが無いのはどういうことだっ!』と、お叱りのお手紙が届いたから、またヨコテンをやることになったんですよぉ〜」
「えっ!? そうなんですか? 知らなかったです。わたしはスタッフの人たちが、てっきり何も思いつかないときに、ヨコテンでお茶をにご……」
スパコーン☆
「あうぅ〜、痛いです」
「こら、なにを言い出すかな。この娘はっ!」
「あ、フィアちゃん」
「そうですよラスティちゃん。いくらホントでも、話していいことと悪いことがあるんですからね」
「アルテさん……それ言っちゃ意味ない……」
「にゃー♪ アルテさんも一緒ですぅ。スリッパで殴ればいいんですか?」
「うふふ。いつでもいいですよ。サーリアさん☆」
「ニャッ!? こ、こわいですぅ〜」
「あう〜。フィアさん、スリッパはヒドイです」
「殴られるようなこと言うからでしょ」
「ヒドイですっ!」
「だからぁ〜」
「ヒドイ!!」
「はいはい、私が悪かったわよ。あーもー、これだからお子ちゃまは……
「ところで、おふたりとも何しに来たです?」
「サーリアさん、いいところに気が付きましたね」
「今後のことをちょっと話そうと思って……」
「え、でも、本編が始まるんですよね?」
「違うですか?」
「うふふ、ざーんねんでした。ハズレです」
「あうっ!!」
「ギニャッ!!!」
「ふふふ、今度から新たに救急救命室で美人女医が活躍する『天才外科医!Dr.アルテ』が始まるんです」
「ウソはダメだよ。ホントはオリンピックを目指して格闘界で頑張る美少女を描いたドラマ『明日のフィア』がスタートするんだ」
「えっ? あの、その……」
パパパラッパパーーーンン!!!パフパフッ(無駄に派手なジングル)
「おっまたせぇ〜☆ 愛と正義と真実の天使!! ステファでーす。こんど、『愛と青春のエンジェル☆ 熱海の星空の奇跡』で、ヒロインとして映画デビューしちゃいまーす。よろしくね☆」
「…………………………………」
「あれ? どうしたの? みんなヘンなもの見るような目をして……」
「あ、もしかして登場が地味すぎた? やっぱり、も少しヒラヒラフワフワな衣装のほうがよかったかなぁ……」
「レ……」
「れ?」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
「レッドカード! 退場!!」
「えーーーーーー! なんでぇ!!!」
「退場! 退場! 退場!!」
「うっ……わかったわよ。もう、いいわよ。それじゃ、あとはサーリアの好きにしていいわ」
「勝手に仕切らないでください!」
「はぇ? サーリアに任せてくれるですか?」
「ステファさんのことを真に受けないでください」
「えっとですねぇ。サーリアだったらぁ。えっとえっと……」
「……聞いてませんね」
「あ、そうだ!! サーリアが主役で『ネコミ巫女☆ラブリーサーリア』がいいですぅ♪」
「ネコミみこ〜?」
「ハイですぅ。こうネコミミな巫女さんになったサーリアが大活躍ですぅ☆」
「は……ははは……」
「もう、フニャーンとかフニュニュ〜とかですぅ☆」
「…………はぁ〜」
「えっと、じゃあ、わたしはネコさんモードのラビィ☆で頑張ります……」

親愛なる全てのラビィ☆ファンの皆様へ

永きにわたりましてご好評いただきました(ほぼ)週刊Webノベル『R☆D』ですが、
ゲーム本編制作への移行に伴いまして、
ほぼ週刊体制をこれにて一時終了とさせていただきます。

皆様と次にお会いできるのは、現段階では時期未定となりますが、
必ずや「あっ!」と驚く姿となって現れることができるよう、
制作に邁進いたします。

ご声援ありがとうございました!

『R☆D』制作プロジェクト
くろねこさんちーむ
スタッフ一同

 
presented by KURONEKO-SAN TEAM
©KOGADO STUDIO,INC.